篠島の言い伝え

島の先輩からウミガメに関して篠島の古い言い伝えを聞きました。

先輩が子供の頃、たくさんの赤ちゃんウミガメが砂浜から海に向かうのを見ていたら
長老に叱られたそうです。

「沖から親ガメが子供を数えていて、数が足りないと近くにいる人間のせいにし
その人を海に連れて行ってしまう、だから見ていてはいけない」

人が手を加えてはいけない自然の営みがあるという事でしょうか。
海に帰っていった多くの赤ちゃんのうち成体まで生き残れるのは1〜2匹です。
その難関をくぐりぬけて大きくなったウミガメがクラゲと間違えてビニール袋を食べ
死んでしまう例があります。
人も自然の一部です。
自然を守ると言う事は決して限られた人の仕事ではないと思います。



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2009年 9月 10日 | Ecology and People



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