南風丸 篠島 釣り情報

流木に続き良型の鯛が大漁でした。
今日は仕事のつごうで午前中だけの釣りでした。
どうせ明日からの二日は海に出られないので、残った活きエビ6キロを
半日で撒いてやるつもりでした。
結果的にはこれがビンゴだったかもしれません。
たくさん撒き餌をすれば釣れるという単純なものではありませんが
今日はここのところ複雑だった潮の流れが上下そろった撒き餌効果が高く
魚の活性が上がるきれいな潮でした。
潮がゆるやかなのでふかせ釣りで撒き餌は海面からです。
結果7時半から2時までに1.7〜4.7キロを8匹とスズキ、小型鯛、黒鯛で30くらいと
大漁でした。
25センチ以上の良型メバルも6匹ありました。
まだ水温が21°ありますが秋の昼メバルが始まったようです。
日中から夕方へメバルの反応時間がずれてゆき
水温が17、8度になるとメバルの夜釣りに出ます。

今日は痛恨の一打がありました。
目の覚めるようなアタリに身体が反応すると魚がこちらに向いて来ません。
魚が引くのをハリス5号の限界まで踏ん張り、しわじわ寄せました。
この時点では6キロオーバーの真鯛と確信していました。
しかし張りつめた道糸が少しずつ浮いてくるのでひょっとしたらと迷いが出ました。
船縁まで来て姿を見せたのは特大スズキでした。
スズキは魚体が長いため大きめのタモで取り込みます。
なんとか寄せて魚体が見えた瞬間に釣り針が掛かっている下あごが裂けているのが見えました。
いやな予感とタモを手にしたのと手応えが無くなったのが同時でした。
バラしは釣りをやっていれば何度も経験しますが、バラしたスズキは目の前で悠々と
泳ぎながら海底に消えて行きました。
スズキで7キロオーバーは何度も釣っています、でもこのスズキはたぶん、
いや、確実にレコードであったと思います。
また一つトラウマが増えました。これ以上のスズキを手にするまで癒されないトラウマです。

今日一番の大物真鯛で上あごに掛かった釣り針を外したらぐにゃりと曲がっていました。
鯛釣りの針は伊勢尼14号で太めを使っています。
大型の鯛を釣り上げたら釣り針を外すために
指を口の近くに持ってゆくと危険なのでペンチで外します。

これが大鯛の顎のパワーです。

鯛の鱗は樹木の年輪と同じです。
今日の4.7キロは6才ですね。

2011年 10月 21日 | fish on !



Comments are closed.