なぜ一日40名さま限定なのか

温かい料理は温かいうちに、できれば熱い出来立てを!
お造りでは、新鮮な魚が持つ独特の食感と旨味を合わせて楽しめる時間は長くありません。
寝かしが足りなければ十分旨味を引き出せず、寝かしすぎれば旨味は増しても
心地よい食感が失われてしまいます。

お客さまにとって、それは、とても「もったいない」ことですし
命を与えてくれた魚にも申し訳ありません。

私たちは、見た目の品数より一品一品のボリュームと完成度を大切にしています。
飾り気はなくとも魚を知り尽くした島の人たちが長い時間をかけて育てて来た
お祝い事でふるまわれる野趣豊かな篠島の祝膳を心においた料理です。

あまりに当たり前の事ながら、水入らずのお部屋食で温かいものは温かいうちに
お造りは最高のタイミングで・・・
これがお部屋定員70名さまのところを40名さまに限定して
ご利用いただいている理由です。

南風の料理プランはABCの3プランと季節限定のふぐプランのみです。

Aプランは宿泊費をおさえて観光や釣りに予算を使いたいお客さま向けプランです。
Bプランは篠島を食べ尽くす、島のお客さまに一番ご利用いただいているプランです。

本物を味わっていただきたいとの思いから最高の食材を求めています。
伊勢海老はあえて、地元のものより伊勢の国、神島の伊勢海老を仕入れ
タコは、底引き網漁のタコではなく明石のたこより美味いと言われる
島のたこ壷漁のタコにこだわっています。

しらすなど、鮮度の関係でこの日しかお楽しみいただけないといった貴重な
一品も日替わりでご紹介していますのでお楽しみ下さい。

6tの大型水槽に一本釣りで水揚げされた魚を活かしています。

最後にもう一つ、とても大切な事があります。
出来上がった料理をお客さまの前まで運ぶスタッフの仕事です。
最高の食材を使い精魂傾けて作った料理でもスタッフがぞんざいに扱って
お客さまにお出しすれば、もう美味しい、美味しくない以前の問題です。
心をこめて出された一杯のラーメンに劣ります。
「楽しく食べていただきた い」「美味しく食べていただきたい」という
調理場の一品一品にこめる思いをスタッフも共有できているかが
とても重要と考えています。
これはかたちを整えるマニュアルで出来ることではなく
スタッフ一人一人の姿勢です。
お客さまに「美味しかった」と言っていただけると、まずスタッフに感謝しています。