新美南吉記念館

今日は、宿の新しいパンフレット制作の件で浜松へ行ってきました。
先代からお付き合いの印刷屋さんで、新しい担当もこちらの要望に
打てば響くような対応で気持ちよく打ち合わせが終わりました。
予定より早く終わったので、帰りは半田市の新美南吉記念館へ寄りました。

近年、北の賢治、南の南吉と言われ宮沢賢治と並び称される郷土の作家です。

小学生の一年の時、初めて買ってもらった本が「新美南吉代表作集」でした。
表紙側から低学年向きの、ひらがなのみの童話からはじまり、
徐々に漢字がふえ、おなじみの「ごんぎつね」が読めたのは、かなり後でした。

当時にしては高価な本であったと思います。
この本を初めて開いた時のインクの香りは記憶から消えました。
しかし新装本の香りを嗅ぐ癖は今も治らず、どこか物悲しくそれでいて温かい
南吉の童話や詩はこの歳になっても愛読書の一つです。
思えばこれが自分と本との出会いでした。

「ちょっと寄っていくか」が、南吉ゆかりの品々や自筆原稿に、
雨上がりの夕日に気づくまで過ごしてしまいました。

資料館は入館料¥210ですが、屋外施設は広く、静かな散策路もあり
陽気のいい季節には昼寝も気持ち良さそうです。
近くには南吉の生家や童話に出て来る場所も点在しています。
どれも地味な場所ですが、知多半島の寄り道にいかがでしょうか。

表紙はちょっとどうかと思いますが、サイトはこちらです。

これは篠島の鯨浜が詠われたと言われています。

2012年 5月 22日 | People



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