☆ネタ in 篠島

連休も明け一息ついた一昨夜、昨夜と望遠鏡を出しました。

250ミリのドブソニアンです。

渚の街灯がうっとおしいものの、前の道路ではなく
二階のテラスからなら外系銀河や星団は10等近くまで確認できました。
6〜7等の星団は、くっきり星が分離します。
手探りで始めたiPadの星座アプリによる導入(目的の天体を望遠鏡に捕える事)は
成功です。
最初のセットできっちり水平を出し、高度が低めの目立つ星で
水平方向を決めれば方位、角度とも一ミリの間での微調整となりますが
60倍ならかなりの確率で視野に入って来ます。

数万あるいは数十万年前に発せられた彼方からの光りを見ていると
宇宙の大きさ・・・地球の小ささ、人の小ささを改めて思い知ります。
人など地球の細胞の一つに過ぎない・・・。

暗闇でそんな気分にひたって望遠鏡を片付け明るい部屋に帰ると
せわしない現実に引き戻される日々です。

今夜は雨です。
あれもせにゃならん、これも片付けにゃならんという現実が
それこそ雨のように降っています(^^;

それはさておき

今は土星をみてもらいたいと思います。
小さなシミのような外系銀河や星雲星団よりインパクトがあります。
もうすぐ月も見頃になって来ます。
くっきり見える小さなクレーターなどに子供たちは歓声をあげます。
月なら子供に一通りの操作を教えれば自分で追尾できるでしょう。
家に帰ったら子供に天体望遠鏡をねだられた、なんてことになっても
当局はいっさい責任を負えませんが。
星に興味を持つのは部屋にこもってゲームに目を血走らせるより
ずっと健全と、さりげなく言い訳をしておきます。

蛇足ながら今の250ミリのドブソニアンの見え味には満足しています。
が、「300ミリを越えるあたりから見える世界が変わって来る」という
とある天体マニアの声が引っかかってきました。

80ミリの屈折と250ミリのドブソニアンの購入は
表向きはお客さまに楽しんでいただくためと、いう女将への言い訳でした。
手動導入をマスターしてから自動導入、自動追尾の望遠鏡と考えていました。
でも400ミリでのぞく宇宙を妄想する自分に困っています。
総重量80キロでは簡単に移動できないし、けっこう高いし
専用の観測ドームが欲しいなんて、とても口に出せないし。
昨年は赤字だったし。

ふむ・・・

2013年 5月 10日 | cosmos



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