釣りについてあれこれ

単純に釣果だけに的を絞って考えています。

釣れた時のポイントや潮、風の状況、水温などを記憶するのは当然としても
誤解を恐れず言えば「釣れている時は何をやっても釣れるんです」
調子の悪いロッドであろうが、工夫の無い仕掛であろうが、エサの掛け方が悪かろうが釣れます。
でも、釣りにおいて爆釣は、過去の成功事例として、あまり役に立ちません。
だったら爆釣は何も意味がないのか、という話になりますが。
あわせのタイミングを身体で覚える絶好のトレーニングです。
長い釣り歴の中で星の数ほどあった悔しい出来事を忘れ、癒されるオアシス、
何度も強風や暑さ寒さを絶えて来た自分へのご褒美です。
存分にどん欲にその一瞬一瞬を楽しみましょう。
そして何より酔った時の自慢話のネタになります。

では失敗事例はどうか?

釣りでは成功の原因を見つけるより失敗を明らかにすることの方が容易です。
潮や天候の読み違え、仕掛での失敗、エサの選択の失敗、体調・・なんらかの原因で
釣りに集中出来ない、などなど、原因は★の数ほどあります。
一つの決定的な失敗の場合があれば、幾つかの要因が重なった場合もあります。
だから失敗事例を冷静に見極め一つずつ排除してゆく。
それしか無いんじゃなかろうかと思います。

完璧な釣りを100と表現するならば人は経験の蓄積やデータで
どのあたりまで到達できるか?

自分では40~50と思っています。

100の釣果があった日はそのうちの50~60は実力ではなく「運」と思った方がいい。
そうすれば、なんとか夕飯を賑わすだけの釣果でも満足できるというものです。

感謝の気持ちで一日を終えれば満ち足りた気持ちで彼方に沈む夕日を見られます。

オチの無い記事になりました。

2011年 12月 09日 | fish on ! and People



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