☆を見る
10時ころ、なにげに見上げた夜空に何時もより多くの星が見えるのに気が付きました。
テラスですぐ使えるように置いてある20倍の古い双眼鏡でのぞくと
見慣れた天体も初めて見るような姿を見せてくれました。
10分後くらいでしょうか、目が慣れてくると裸眼で昴を5個まで
数える事ができました。
自分は視力が左0.05、右0.6で、新月でも昴はもやっと見えるだけです。
しかし今日は裸眼で初めて星に分離でき、双眼鏡では20以上を数えました。
まだ月は低くしょぼい双眼鏡でも天頂付近のアンドロメダが初めての明るさで見えました。
天体望遠鏡を出すまでもなく時間も寒さも忘れ12時まで
小さな双眼鏡で夜空を眺めて飽きませんでした。
降雨も少なく、海に囲まれているため夜の温度低下が内陸部より小さい篠島は
隠れ天体観測スポットかもしれません。
天体望遠鏡を備えてから試験的に何度かお客さまにも見ていただきました。
「お〜」とか「すごい〜」とか予想以上に好評です。
80ミリの屈折で天頂付近を見るのはかなり窮屈ですが
明日、250ミリの反射望遠鏡が届きます。
さらに深い空をお楽しみいただけると確信しています。
新着の250ミリ反射望遠鏡(ドブソニアン)は目盛環を付け
iPad、iPhoneの星座アプリを使っての導入に挑戦したいと思っています。
メカ頼みの自動導入という手もありますが、☆を観る楽しさが半減するような気がします。
架台の水平出し機構や鏡筒へのデジタル分度器の取り付けを予定しています。
250ミリはまだデビューまで少し時間がかかります。
お客さまと天体探しに挑戦し、篠島の夜空が旅の思い出に加われば、と企んでいます。
2012年 12月 05日 | Ecology and Others
岐阜のあ on 05 12月 2012 at 11:41 PM #
冬の空の星ってキラキラして綺麗ですよね。
私は乱視が強いのではっきりとした星が見えません(>_<)
(メガネが古くって & 老眼が・・・)
肉眼で見る星は小さな点がキラーッと光って見えるだけですが、天体望遠鏡で見ると色や模様も見えますもんね。
冬の夜は寒いですが、綺麗な星を見ていると我慢できますよね。
そんな経験をしに年明けに子どもたちと伺おうと思ってます。
肉眼で見えるいっぱいの星と、250ミリの凄さが楽しみです^^
南風 on 30 12月 2012 at 11:17 PM #
岐阜のあ さま
コメント、ありがとうございます。
何度かお客さまにものぞいていただきました。
お子さまは☆を見る楽しさと同じくらい望遠鏡の操作が楽しそうです。
見るだけでなく、ファインダーで見たい天体を望遠鏡に捕える事から
ピント合わせ、追尾など積極的に望遠鏡に触れていただいています。
意外だったのは昔から家にあった双眼鏡で見る夜空の楽しさです。
天体観測用に倍率の低い双眼鏡も二つの天体望遠鏡に加えますので
ぜひお楽しみ下さい。
岐阜のあ on 07 1月 2013 at 7:43 PM #
1月12日にお世話になります。
1年ぶりなので家族全員(息子・娘・嫁・私・ワンコ)ワクワクしてます。
月齢が0.3なので絶好の星観察日ですよね。
少しでも雲の切れ間から星が見えるといいですが^^
南風 on 08 1月 2013 at 11:56 PM #
週間予報が毎日気になります。
夕暮れ時は雲があってもしばらくすると雲が切れる冬のパターンなので
チャンスはあると思います。
空(宇宙)を楽しいでもらうのはもちろんですが、望遠鏡の操作も
楽しんでもらいたいです。
基本さえ理解すれば、あとは精度を上げるだけです。
普通ではiPadからの緯度経度情報で望遠鏡を振って
まず広角度のファインダーで捕え微調整で望遠鏡本体へ入れますが
昨夜は初期セットがよかったのか狙った天体がほとんど一発導入できました。
ここ三日間、しっかり楽しみました。
80ミリの屈折、250ミリの反射望遠鏡、低倍率の双眼鏡
この三つがブキです。